複合災害に立ち向かうために筑波研究学園都市の総力を挙げて取り組む研究プロジェクト

新着情報

【地域貢献活動】7/23県民大学講座第八回「災害からの避難」の概要報告

〇日時・会場
・7月23日(水)14:00~16:00@取手市役所藤代庁舎一階大会議室
※本講座を主催する茨城県南生涯学習センターの情報はこちら

〇講師・題目
・梅本通孝(筑波大学システム情報系社会工学域講師)「災害からの避難」
※講師のプロフィールや研究室紹介はこちらから

〇講義キーワード
・避難、ハード防災・ソフト防災、リスク認知、パニック、正常化の偏見

〇講義概要
   第八回目の講義は、防災対策における「避難」の位置づけ、災害時避難の局面、防災分野でのパニック、リスク認知と正常化の偏見などを学びました。
   今回の講義のポイントは以下のとおりです。
➢ 避難時には、災害現象の類型に応じて適切な避難先、避難方法があることに留意する必要がある(例:市街地大火と津波では避難の考え方が異なる)。
➢ 一概に「避難」といっても多様な局面(例:英語で避難は、evacuation/sheltering/relocationの3つの違う概念で示される)があるため、どの「避難」が話題になっているのかに留意することが重要である。
➢避難所(≠避難場所)・仮設住宅にも、コミュニティの問題やプライバシーの保護など、過去の様々な災害の経験や教訓が活かされている。
➢ 防災分野においては、警報や避難勧告でパニックが起きるというのは、客観的データを見る限り、根拠の乏しい幻想といえる。
➢ 「自分だけは大丈夫」という正常化の偏見が、しばしば避難などの適切な行動を阻害している。
   れに対して、受講生からは、「これからの原子力災害への対応のあり方」等の質問がありました。

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〇当日の写真