複合災害に立ち向かうために筑波研究学園都市の総力を挙げて取り組む研究プロジェクト

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【地域貢献活動】7/9県民大学講座第六回「東日本大震災後の住宅復興の取組とその課題」の概要報告

〇日時・会場
・7月9日(水)14:00~16:00@取手市役所藤代庁舎一階大会議室
※本講座を主催する茨城県南生涯学習センターの情報はこちら

〇講師・題目
・岩田司(独立行政法人建築研究所住宅・都市研究グループ主席研究監)「東日本大震災後の住宅復興とその課題」
※講師のプロフィールや研究室紹介はこちらから

〇講義キーワード
・災害公営住宅、木造・RC造の長短、省エネルギー、日本の住まい、三春町

〇講義概要
   第六回目の講義は、東日本大震災後の災害公営住宅建設の進捗状況や遅延の阻害要因、将来的な空き家発生リスクなどを学びました。その上で、日本の気候や地域活性化を踏まえた日本の住まい方について、福島県三春町などの実践例をまじえて話がありました。
   今回の講義のポイントは以下のとおりです。
➢ 災害公営住宅への入居希望者の年齢構成や希望とする間取りの広さ、建物の構造的特徴等をみると、将来的には大量の空き家が発生するリスクがあり、これをいかにマネジメントしていくかが喫緊の課題である。
➢ RC造と木造ではそれぞれに長短があるが、地元工務店の活用や需給バランスの調整可能性、建設期間の短さという点では木造が優れている。
➢ 日本は欧米諸国と比較して高温多湿の気候であり、かつ日本国内で気候も異なり、それぞれの地域特性に合わせた住まいづくりが求められている。
➢ 日本がこれまで培ってきた建築工法や自然素材をうまく活用すれば、低価格で省エネ対応型、質の高い居住空間の創造は十分に可能である。
   これに対して、受講生からは、「RC造の特徴」「寒冷地仕様の住宅と関東地方の住宅との相違」「木造住宅の耐震性能」等の質問がありました。

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〇当日の写真